<第12話>九伝流創設までの道程(第3章)

 第3章 相撲部屋での苦労話し】 

 

 

お相撲さんは、体が大きいので施術は大変でしょうと聞かれます。 

 

しかし、一般の方の方が筋肉は固いです。

 

彼らはプロのアスリートなので脱力すれば本当に柔らかい。いい筋肉です! 

 

 

アスリートの解し方に注意しなければならないのは、試合は何日にあるのか?というところです。

 

試合の3日前か1週間前かで、ボクシングも変わる。

 

試合前なら軽く解します。アップ用の施術です。

 

 

試合当日は、体に羽が付いたような感じに仕上げなくてはいけません。 

 

 

ただ、解せばよいのではないのです。

 

解しすぎたら、力が入らなくなるのです! 

 

 

まだ、若い頃の失敗ですが、後楽園ホールでボクシングの試合で気合をいれて解したら、選手の力が抜けて、負けてしまいました。 

 

 

このように、ただ解すといっても、選手の状態や筋肉の質、リンパのつまりや状況を把握することも必要なのです。 

 

 

マニュアル本のように、揺らしたり、動かす作業は、現場では通用しないのです。

 

 

塾生さんに伝えたいのは、この「洞察力」です。この感覚を診断力ともいいますが、これを身につけないと、本物の医術は身につかないのです。

 

 

そのための九伝流道場なのです!!

 

 

 

第4章へ続く。。。

 

  

 

バックナンバーはこちら

  ↓

〇第1章:治療家になったきっかけ、想い、覚悟

 

〇第2章:苦労した修行時代

 

※九伝流についてもっと知りたい方は

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http://godhand-tsushin.com/author/amito