量子力学式 九伝流療術の概念

捻(ネジル)ことで症状の原因である細胞間リンパを浮き出すことができます。

関節を捻じる行為とは武術や格闘技では、ご存知だと思うのですが、体の破壊です。

しかし捻じると通常では浮き出ない靭帯が現れます、通常はアプローチできない隠れた筋肉が現れます

 

例えば腕の尺骨と橈骨とをクロスさせてから腕を曲げ伸ばす。これも日常ではありえない。捻じることで筋肉の活性化につながり、深部アプローチの準備ができます。

隠れた筋肉への施術です

極(キワメル)めるというのは、骨のアクションです。

関節をロックして骨を固めるということです。

生理学の分野においても「関節を極められた動物は動けない」ことが証明されています。この動作を繰り返していくことで、極めるという感覚が整体と同じことがわかるようになります。

 

騒ぐ子供を叱る時、両手首を握ると大人しくなります、関節を握られると精神的が安定します。

極めるアクションとは精神への施術です

皮膚を引っ張ることで浅筋膜や深筋膜へアプローチします。
浅筋膜と深筋膜の間には脂肪があり、血管と同じように全身を巡るリンパは深筋膜と骨膜の間に流れています、そこに意識を集中します。例えば肋骨間リンパの流れを掃除して流せば、驚くほど肩や背中も軽くなります。

引くことで施術を短時間にできます。

その際の「圧の方向性」もあります。

筋肉を伸ばして伸筋を復活させることです。
具体的に言えば、捻って関節を極めて浮き出た伸筋にアプローチします。出てくる筋の場所は決まっています、覚えると便利です。パターン化されていますので、触診すればすぐわかります。初めての方でも百人も施術すれば理解できるでしょう。もう1つ重要な点が伸筋と屈筋の原理です。

この原理を覚えることで治療の次元が変わります。

リンパを流すと、疼痛や可動域制限は消えます。

筋肉を伸ばしたときに浮き出てくる"悪玉"、

細胞間リンパの塊や硬結を崩して流します

最初は「リンパかスジか筋肉なのか、分からない」という人も多いですが、臨床を重ねていくことで誰でも分かるようになります。リンパは固まりますが流れると全身が暖かくなるので、すぐに感じます。

方向を合わせれば軽い力で流れます。

好転反応は筋肉再生の痛みです。好転反応は恐れないことです。好転反応が出ない重症な方や筋肉の硬結が見られたり、関節がずれていたりする方、今すぐなんとかして欲しいという人には、1回で結果を出すために必要な痛みがあります。

患者さんに合わせる動きとは、呼吸を合わせて施術するという意味です。

人は独特のリズムがあります。話す会話の速度に合わせることです。基本的に体が弱くなっているので「合う・合わない」ということに敏感です。患者さんを自分の手技にあわせようとトークで押し切ることはしてはいけません。どんな人にも、こちらが合わせるのです。それが本当のプロの仕事だと考えます。合わせた場合、ファンが増えていきます。

 

※病をもらわない方法や除去する方法もあります。後にお伝えしますが、量子力学的な考え方を使うことで、エネルギーのプラス・マイナスの操作をします。

伝えるというのは口で説得していくものですが、一番伝わるのは指の説得力

黙っていても患者さんが「そこだ〜」と思えるような手技を確立することです。

「ここでなければ、してもらえない」貴方だけの手技の確立です。患者さんは「自分の病に本気で向かい合ってくれる先生だ」という信頼感になり、「この人なら」と希望を見せられる技術を見せること。患者さんに光を魅せることが一番の治療となります。

心の施術

患者に気が付いて気が付いもらえるように説く。これは大事です。

施術の最初は患者さんが自分で自分にかけた洗脳を解いていくことです。

患者さんは痛みが消えたら、その患部のことを忘れてしまう。だから、「ここ痛かったですよね」「今は痛くないですよね」と問うことです。注意したいのが、これは説得ではありません。事実を知らせることです。患者さんは施術を受けた意味を理解し始めます。痛みが消えたことに気が付けば、これが患者の希望になり確信になります。

精神の施術です

偶然は無い、全て必然、この精神で患者さんに向かい合う。

今日一日を向かい合う。そうすると自分がやるべき行動やヒントがいたる所に見えてきます。

そのための呼吸方法があります。そのうち何かインスピレーションのような感じを受ける。何かが教えてくれるのです。そうなると考えなくてもいいので、こんな楽なことがない(笑)

その状態で初めて運任せができる、自分の凝り固まった考えを捨ててお任せする。そこまでいけば、運が開けてくるのです。例えば、お医者さんは常に診断します。つまり、名医はこの部分が悪い感じがするとか、悪い腫瘍があるとか、察知をします。それは勉強では身につかないのです。どうすれば身につくのか?大事なのは、知ろうとする意識です。

この意識を掴む触診力(意識)が未来の施術につながるのです。